パソコン作業に快適な椅子とデスクの設定

最近背中が痛いことが多かったので、ようやく重い腰を上げて正しい椅子のデスクの設定をしておくことにしました。

アーロンチェアで有名なハーマンミラーが伝授する設定についての記事を見つけたので、要点をメモしておきます。

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集中できるノイズ

昔からよく、仕事中にはホワイトノイズを聞いていました。でも、ホワイトノイズは味気ないとも思うわけです。集中するための音なのでそれでいいのですが、さすがに毎日ホワイトノイズだけだと、耳がおかしくなっていくような気がしていました。

そんなわけで、これまでに様々なノイズアプリを試してきました。でも、どれも見た目がイマイチなのです。ノイズだけ聞いている分にはいいのですが、操作性が悪かったり、アイコンがダサかったり、とにかく使い続ける気分になれないものがほとんどでした。

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If This Then That: ifttt はオンラインでの活動を自動化できる最も簡単な方法

ifttt

最初に ifttt を見たときは、UI がシンプルな変わった名前の自動バックアップサービスだなという印象でした。ところが実際に使ってみると、非常に簡単に作業を自動化できる画期的なサービスだったのです。

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最適な選択は何だろう?

Tumblr

個人的なログとして、あるいはチームで共有する知識として、作業ログをとっていこうと考えています。

まさに個人的な用途として、数年前からログはとり続けていました。Emacs ベースの記録や、Google Docs を使った記録など、いくつかの方法を試しました。でも、どうせログをとるなら、それを公開したいと考えるようになりました。それがソーシャルメディア時代のやり方じゃないかと思ったわけです。それによって、効果的なフィードバックも得られるかもしれません。

問題は、どうやって実現するか。単純に新しいブロブを始めようかとか、Posterous みたいにあんまり活用していないブログを流用することも考えました。Twitter や Facebook ステータスも選択肢のひとつでした。

いまも明確な答えは出ていないのですが、とりあえず Tubmlr でやってみようと考えています。すぐにやり方を変えるかもしれませんが、とにかくやってみて、ダメだったらそのときの事をまた書こうと思います。

いくつもの選択肢がある状態であれば、オープンな方法を選択する。それがいまの判断基準です。

どのようにインターネット上のコンテンツを Input/Output しているか

Information Flow

自分の現状をメモです。図は Cacoo で作成。詳しくは英語版の方に解説を書きました。

Yahoo! Pipes でまとめるところが鍵です。すべてを Yahoo! Pipes でまとめて、FeedBurner 経由で Evernote に取り込むわけです。Google Reader でスターを付けた記事を InstaReader 経由で自動的に Instapaper に取り込み、それを iPad/iPhone で読むのも、高速処理を支援しているポイントです。

ほんとは Fastlader/Livedoor Reader の高速な UI がすばらしいのですが、サードパーティーアプリ/サービスの充実度から、Google Reader を選ばざるをえないのが現状。

[Power of Less] 制限を加えるというアート

OmmWriter

閉鎖的な空間にすべてを流しこむ生活のススメで紹介しているスタイルで本を読んでみるという試みをしました。読みながらメモをとるわけですが、その過程を随時投稿していきました。これはそのメモのまとめです。

Simplicity とは何か

  1. Identity the essential
  2. Eliminate the rest

本質を見極めて、余計な物をそぎ落とすことです。

俳句に学ぶ制限を設定するというアート

By setting limitation, we must choose the essential. So in everything you do, learn to set limitation.
By choosing the essential, we create great impact with minimal resources. Always choose the essential to maximize your time and energy.

制限を設定することにより、より本質に近づかざるを得なくなる。つまり、すべての行動に制限を設定すれば、必然的に重要な事柄に集中することができるという考えです。俳句には文字制限がありますが、それによって伝わるメッセージの質はむしろ上がっているという事が挙げられています。

では具体的にどのように応用するのか。

Have too many emails in your inbox? Apply a limitation: You’ll only check email twice a day, and only respond to five emails each time. You’ll be forced to work more effectively, and only write important emails.

メールの受信箱を開くタイミングを限定し、さらに毎回返信できる数を決めておく。やや強引ではありますが、そうすることによって重要なメールのみ扱うことができます。

また、そのメールの1通1通に対しても制限を設定する。

Stick to a five-sentence limit for emails.

5センテンス以内でメールを完結させるべし。これは激しく共感。個人的には、iPhone で読んでもスクロールせずに返信できちゃうぐらいの文量がベストだと思っています。自分に対してメールを送ってくれる人にそれを強制するのは難しいですが、よくメールをやりとりする相手には説明をしてお互いに余計な文章を撤廃するのはアリだと思います。

それから、全部読むことを諦めるという提案もありました。

Be liberal with the delete key.

これを実践するのはなかなか勇気がありますが、どうしてもさばききれないメールに悩まされるぐらいなら、読まないで処理しちゃうのも方法です。重要なメールなら、また届きます。

シングルタスクの効力

個人的に名言だと思っている一文はこちら。

When you eat, just eat.

頭の中でヨーダが浮かびました。同時に何かをしても、質が下がるだけ。真に集中すべき事柄に従事しているのならば、それ以外のことは忘れ去れというメッセージです。

そして始めたら、終わるまでそれを続ける。目の前のタスクの事だけを考えて、ただただすぐにやる。

Process to done. When you open your inbox, process it until you’re done.

Process quickly. Work your way from top to bottom, one email at a time. Open each email and dispose of it immediately.

真に重要な事柄を成し遂げるためのスケジュール管理方法

最重要ポジションに居座るべきタスクが明らかなのであれば、それから着手するという単純な方法です。

First thing in the morning, work on your most important task.

そしてそんな重要タスクを中心に動くのなら、スケジュールはむしろ組むべきではないという考え方。

Don’t schedule appointments.
If someone requests an appointment, tell them to call you a little before.

予定は組まずに、相手が会いたい時は直前に連絡をくれというアプローチ。実践できる人が非常に限られてくるとは思いますが、考え方としては悪くありません。これができる環境を手に入れることができれば、それは重要なことに集中できている環境だと言えます。

理想は、目の前の仕事に熱中しすぎて次の予定を忘れても OK な環境作りです。

Instead of allowing your life to be ruled by your calendar, let your life be ruled by the moment.

また、断ることも重要です。できないことを抱え込むぐらいなら、はじめからやるべきことを減らす。

Learn to say no.

めっちゃやりたいんやけど、時間あらへんねん。と言えば OK と言ってます。

I wish I could.
I really wish I could it. It sounds great. But I just don’t have the time right now.

断って悪いなんて思うのは傲慢。そんな心配をしなくても、大丈夫です。

Don’t be sorry. Even if the person is insistent that you’re needed for this project, don’t worry – they’ll fond another person to fill the need.

私が死んでも代わりがいるもの。
– 綾波レイ

ですね。

ノイズを断つ

自分も実感していることですが、オフラインになるということはもっと評価されてもいい仕事の仕方だと思います。電話がならなければ集中力が途切れないように、ネットがなければ邪魔をされることも無いし、他にぶらっと注意がそれることもありません。

One of the best things I’ve ever done to increase my productivity is to disconnect from the internet when I want to get focused, uninterrupted, serious work done.

それからデスク周りが片付いていることも重要。とにかく目に入るものに気を使う事は想像以上に効果があります。

Deciliter your work space.
It gives you a zen-like sense of calm.

最後は心に火をつけるしか無い

自分が何としても成し遂げたいと思えることが、難しい目標を達成するには何よりも必要な要素です。ただやりたいというだけでは不十分。貪欲に追いかけたくなるものを真ん中に持ってくることを考えてみるのも良いと思います。

Really, really want it.
It’s not enough to think about it would be cool to achieve something. It has to be something you’re passionate about, something you’re super excited about, something you want deeply.

こらはまさに、自分がのだめカンタービレから学んだ事です。

また、一度着いた火が消えないように、小さく始め、目指すべきたった1つのゴールを意識し、その決意を公にコミットして自分を追い込む。

Start small.

One goal.

Commit publicly.

すべてはただ、あなたが本当にやりたいことを成し遂げるためです。

すべてを捨て去る準備はできた

My Desk
My Desk

くだらないものが増えすぎてがまんができなくなったので、少し早い大掃除をしました。そしてこれを期に、旧世代的産物は捨て去ることにしました。仕事の環境も製品も生活も大幅にアップグレードする準備を進めています。変化の中で自分の感性を磨き上げるために、すべてを見つめ直すことにしたのがきっかけです。

本当に必要なもの以外のすべてのものを捨てることができるかどうか。これは自分との戦いでもあります。戦い抜いた後、最も捨てなければならなかったものを捨てることができると信じています。

なぜ捨てるのか

意識していないつもりでも、そこにゴミがあるかぎり脳はそれを認識しています。視界から、脳内から、余計な物は捨て去ることによって、創造性が発揮される余地が生まれます。何も無い空間に自分がいると感じるぐらいに、ノイズをカットすることが目的です。
また、フットワークを軽くすることも重要な目的です。ものがあるために動けない、必要なものが手元にないなど、そんな状況とは決別できるはずだと信じています。

世の中には大切なものとゴミの二種類しか存在しない。こうやって文章にしてようやく気づきましたが、自分がよく口にしていた言葉です。頭で分かっているつもりでも、まだゴミを認識出来ていなかったということです。

自分は昔から、ものを大切にする人でした。正確には、ものを大切にする人だとよく言われます。自分ではその認識が全く無かったのですが、思い起こせばいまの Boblbe-e バッグは9年目に入るのにまだ新品のようだと言われますし、Mac や iPhone などはいつも買ったばかりなのかと聞かれます。理由は単純で、自分がすばらしいと思ったものは絶対に傷つけたくないし、そもそもそこまで大切ではないものは持とうと思えないから、持っていないだけなのです。

だからこその弊害が一つ。ものを捨てられなかったのです。そのせいで自宅にもオフィスにも、保管場所という名のゴミ置き場が存在しました。いまが決別の時です。ゴミ置き場に集められている時点で、それはすでに寿命の尽きたものなのです。それを認識し、行動に移すべき時が来ました。

どのようなルールに従って捨てるのか

はじめに、今後の取捨選択の基準となる3つのルールを設定しました。

  1. 持っているものを可能な限り捨てる
  2. たとえ必要でも最高だと認めるもの以外は買わない
  3. デジタルコンテンツは積極的に消費する

1. 持っているものを可能な限り捨てる

現在順調に実行中です。迷ったら捨てる。外で仕事をするときのセットさえあれば困らないことは証明済みです。

デジタル化できるものは、デジタル化して捨てます。まずは本棚にある本をすべてデジタル化<自炊>して、本を捨てます。正直なところ、もう本を開くのが恥ずかしい行為だと感じています。別に<紙の>本を否定するつもりはありませんが、自分はもうあの非効率な媒体に触れるのが嫌で仕方ないのです。だから、自炊して捨てることにしました。

紙の資料なども不要。すべてデジタル化します。Mac の中身もすでにほとんどのデータが Dropbox や Evernote をはじめとするクラウドサービスに移動済みです。準備は万端。あとは非デジタルな資料のみです。

例外的に捨てないことを決めているのは、自分がコレクションとして保管している過去のデジタルガジェットです。Macintosh や初代ゲームボーイなど、自分にとっては博物館入りのガジェットに限り、保管して展示します。

My Office
次は本棚に着手

2. たとえ必要でも最高だと認めるもの以外は買わない

これはすでに昔からの習慣となっていますが、これまで以上に注意深くなり、いらないものを買わないようにします。

思い起こせば、ズボンは小学生の頃からいまにいたるまで、Levis’ のいくつかの限られたモデルを履き続けていますし、靴もここ数年は Nike の特定のモデルです。昔から指名買いが多かったので、日用品から食べ物に到るまで、選択肢は必然的に限られていました。

それに加え、今後何かを買うときは、これまで以上に慎重に選んでいきます。

3. デジタルコンテンツは積極的に消費する

デジタルコンテンツだけは、むしろ消費を加速します。でも、逆にデジタルデータで手に入らないものは買いません。たとえどれだけすばらしいものでも、それがデジタルデータとして手に入らないのであれば、それはもう必要無いものです。何とかしてデジタル化する手段があるものは良いですが、そうでないものは存在しないものとして無視します。

物理的にスペースを必要としないデジタルコンテンツは、可能なかぎり大量消費をして、合わなければすぐに捨てて次へ行きます。もったいないなんて言葉がない世界なので、遠慮は不要。

自分が本当に捨てなければならないもの

時代遅れのもの、それに執着した古臭い考え方、自分の習慣を変えることが出来ず新しいものを拒む愚かな判断。そして、目の前のものに満足して未来を見ることが出来なくなる、死にも等しい常識という病。放っておけば、生物としての現状を維持する本能が、それらを呼び寄せます。

それらを捨て去ることは難しくても、ものを捨てて手に入れた余白を活かして、常に新鮮な空気を取り込もうと思うのです。

[のだめカンタービレ] のだめに学ぶ目標達成の秘訣

のだめカンタービレ
のだめカンタービレ

のだめカンタービレ。過去読んだ中で最高のマンガかもしれない。自分はあまりマンガを読みませんが、これは本当におもしろかった。実に多くの影響を受けました。

何年も前から、おもしろいよとか、テレビでやってるとか聞いていましたが、正直あまり絵のタッチが好きではなく、避けていました。ところが偶然のだめカンタービレの1巻を手にして、読んでみて、衝撃が走りました。こんなすごいものを自分はなぜいままでスルーしていたんだ、と。いまではあの絵が好きでたまりません。

のだめカンタービレとは

今更必要ないかもしれませんが、あらすじを Wikipedia から引用。

ピアノ科に在籍しながらも指揮者を目指すエリート音大学生・千秋真一は、生まれ育ったヨーロッパに(胴体着陸の恐怖体験により)重度の飛行機恐怖症である為に行くことが出来ず(海で溺れたことがあり、船にも乗れない)将来に行き詰まりを感じて思い悩む日々を送っていた。担任の教授の教育方針に反発し口論の末に決別、別れた彼女にもつれなくされて自暴自棄になっていた。
ある日、千秋は酔っ払って自宅の前で眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。彼女の名前は野田恵(通称・のだめ)で、なんと千秋と同じマンションの隣の部屋に住み、同じ音大のピアノ科に在籍していたのだった。入浴は1日おき、シャンプーは3日おきというのだめだったものの、千秋はのだめの中に秘められた天賦の才を敏感に感じ取る。そしてのだめもまた、千秋の外見と音楽の才能に憧れて彼に纏わり付くようになる。この出会い以来、千秋はのだめの才能を引き出すべく、何だかんだと彼女に関わるようになる。
将来に行き詰まりを感じていたため無愛想だったが、本来は面倒見が良い性格の千秋は、のだめとの出会いを機に彼女の存在が潤滑油となり、音大の変人たちに出会い、懐かれ、順調に道を踏み外しながらも音楽の楽しさを思い出し、新しい音楽の世界と指揮者への道を一歩一歩切り拓き始める。また、千秋の存在によりのだめもより高い技術を得るための指導者や、環境に出会う機会を得て、それぞれが成長していく。

溢れ出すインテリジェンス

楽曲や作曲者の背景や意図、音楽的な理論、楽器の知識。そいういう専門分野のトップレベルの人たちがやり取りする様子は、見ていて単純に楽しい。刺激が心地よい。のだめカンタービレを見て、おもわず自分音楽史を作り始めてしまいました。中学生時代からずっと聴き続けていたけど、まだ敷居の高かったクラシック音楽。ようやく背景も含めて楽しめるようになってきました。

のだめカンタービレの良いところは、マンガが終わっても楽しみが終わらないところ。読み終わった後、登場した音楽を聞き、その歴史的背景を知り、さらに深いレベルで楽しむ。絵画、小説、歴史。音楽をきっかけに広がる道は広く、しばらく戻ってこれそうにありません。

千秋に重ねる想い

のだめカンタービレを読んで、そうか、自分がやっていることは指揮なんだと気づきました。千秋の目指す、楽器もプロのレベルで演奏できる指揮者というのは、自分の理想とする方向です。

そもそも、Web スタートアップ自体が、オーケストラのようなものです。いろんな楽器があって、それぞれに意味がある。演奏する曲に合わせて、必要な楽器とそれを演奏できる最高の演奏者を選び、何度も練習を重ねて同じ音を奏でる。そして観客からのブラボーの声を聞き、また上を目指す。

作品の序盤で千秋は、日本を出ることができない自分に苛立ち、焦ります。自分が求めるレベルで戦いたのならば、ここにいてはダメだ。本場に行くしか無い。でもそれができない、やらない自分がいる。悪いのは自分だとわかっているし、やるべきこともわかっている。なのに前に進めないもどかしさ。
そこから千秋が這い上がる様に、気付かされたことがあります。

実現したいと願うだけでは叶わない

千秋の姿勢だけではありません。おなじく成長していくのだめからも、同じことを気付かされました。それは、実現したいと願うだけでは叶わない、ということ。たとえ何か行動を始めたとしても。

フランス語を話せるようになりたい、ピアノを弾けるようになりたい、試験に合格したい。それは単なる希望であり、そのままでは一生達成できない目標で終わります。なぜならモチベーションのレベルが低すぎるから。

千秋は言いました。指揮者になりたい、と。ですが彼が指揮者になるために動くことができたのは、別の理由が、もっと深い階層にあったからです。

そしてのだめがピアノを弾く理由

のだめがピアノを弾く理由もまた、同じことが言えます。もっと上を目指すべきだと周囲の期待が高まろうが、本人がただ上手になりたいと願おうが、それだけでは上達しません。空回りが続くだけです。

では、のだめはどうやって目標を実現できるようになっていくのか。

人の心は複雑そうで、単純です。ごはんを食べたいと願わなくても、そこに食べ物があれば食べます。目標へのアプローチも、それと同じです。

のだめや千秋に気付かされたのは、本能で求めるレベルの動機に出会った時、人の脳は、体は、自動的に目標を達成するということ。あれがやりたい、こんな風になりたい。それではモチベーションとして弱い。本能レベルで求めているその他の快楽のために、貴重なリソースが奪われる事になります。

人間の本能を前に、計算など通用しません。のだめの場合は、ただただ大好きな千秋に追いつきたいがために、コンチェルトをやりたいがために、本能でピアノを弾きまくります。千秋への想いという個人的な感情、本能的な欲求が歩みを進めました。千秋のラフマニノフを見た後ののだめなど、その究極の状態だと思います。寝食を忘れ、狂ったようにピアノを弾く様は、目標実現へ向けた究極の状態だと思います。

要は達成しなければ死んだ方がマシと思えるかどうか

通常、ほとんどのことに人はそこまで心を動かされません。死ぬ方が嫌です。ですが、もし達成しなければ死んだ方がマシだと思えることに出会ったとしたら、その目標は達成できるでしょう。
この感情、本能などコントロールできるものではありません。しかし、自分が進む方向、やりたいこと、やるべきこと、求められていること。それらすべてが本能とシンクロしない限り、爆発的な前進はありえないのです。

いまの自分がやるべきことはただ1つ。よりワガママに、より強く、自分の本能が求める欲求をぶちまけること。それが時代に求められているのならば、道は開ける。

のだめカンタービレは、自分にそんな大切なことを気づかせてくれました。最高のマンガです。

[書評] レバレッジ・リーディング

最近読書スピードが上がり、どんどん読了しているため、なぜそんなに早くなったのかと聞かれました。答えはこの本。
この本を読んだ後、読書スピードが劇的に上がりました。具体的には、60分で1冊が当たり前となりました。ボリュームのある本や、ついうっかりはまり込んでしまう本で90分。読書嫌いで読むのが非常に遅かった自分にとっては大きな飛躍です。
以下、書評プラス自分が実践していることをまとめました。

読書は投資

読書は最も効率の良い投資であり、本の価格の100倍のリターンは得られると著者は言います。ただし、漠然と本を読むだけであったり、じっくり本を読み込んでいるだけではそんなリターンは得られません。本の選び方から読み方、そして最も重要な「実践」までを解説し、本から100倍のリターンを得るための方法がまとめられたのが本書です。
読書はなぜそれほどまでに価値が高いのか。それは、読書が他人の体験を疑似体験できる最も効率的な方法だからです。成功ノウハウや長年にわかりまとめられた情報を凝縮されたものが本だからです。つまり、本を手にすれば簡単に偉大な巨人の肩に乗ることができる、というわけです。

「本を読む時間がない」はただの言い訳

本を読まないから時間がないのだ。本を読めばもっと効率的に成果を上げる方法が見つかり、本を読む時間ができるという意味です。
多読には特別なスキルも道具も不要。速読のような訓練も必要ありません。たくさん読むだけ。でも、その読み方には戦略が必要です。

レバレッジ・リーディングおすすめの読書の流れ

  1. 読む目的を明確化する
  2. 時間制限を設ける
  3. 全体を俯瞰する
  4. 読書開始

1. 読む目的を明確化する

多読は、本を探す段階から始まっています。自分の設定した目標、克服したい課題を明確に定義して、それに対する情報を提供してくれるであろう本を選びます。目的が明確に定まっていれば、必要な情報は自然と引っかかり、入って来るものです。逆に、何の目的も無くただ本をめくっているだけでは、本の中に詰まっているすべての情報が同列に扱われ、何も得ることができません。
著者の経験からノウハウを述べている「経験型」の本を選ぶことがおすすめとのことです。他者の経験を疑似体験できることこそ、読書の醍醐味です。

2. 時間制限を設ける

1時間から2時間で読む。基本は1時間で読むことを心がける。常識的な読書方ではまず無理です。全部読まなければいけないという常識を打ち破り、必要なところだけを読んでいきます。

3. 全体を俯瞰する

まずカバーに目を通ります。それから目次、まえがき、あとがき。この段階で、どこを重点的に読むのか、何がもっとも重要なキーワードになっているのかを探ります。多読の目的はテストでもなければ、推理小説を読むような娯楽でもないのだから、先に本が示している「答え」を確認して、それについて述べている箇所を読む方が効率的です。

4. 読書開始

繰り返しますが、全部は読まない。必要なところだけ読む。読む目的が明確化されていれば、自然と必要な情報は飛び込んで来るものです。
読んでいる間は、ペンでとにかく書き込みます。線を引いたり、思いついたことをメモしたり。汚くて OK。著者曰く、汚してなんぼだそうです。思考にブレーキをかけないよう、本の中にどんどん書き込んでいきます。

読書週間をいかにつけるか

多読をするからには、1日1冊、少なくとも1週間に1冊は読みたいところです。そうなれば必要なのは読書をする習慣。著者のおすすめは、生活のリズムに組み込むこと。朝入浴をしながら読むとか、通勤電車の中で読むとか、いまあたりまえにやっている週間にくっつけてしまうのが最も成功率が高いとのことです。とにかく意識的に時間を取らないと、いつまでたってもできません。

本は大量購入し常にストックを持つ

多読なのだから、本は常に大量に購入する必要があります。特定の分野を学ぶ際には、その分野の方を数十冊まとめ買いし、一気に読むのがおすすめだそうです。その方がバイアスがかからず、幅広い知見を得られます。繰り返し出てくるキーワードがあれば、それは重要であるということです。これは自分が普段フィードリーダーで情報収拾している時に意識していることと同じです。この時気づいたのですが、自分がやっているフィードリーダーの使い方も多読であり、この本のコンセプトと共通している部分が多くありました。

本をどんどん汚していく

先ほど購入と書きましたが、自腹で購入せよというのが繰り返し出てきます。お金をだしている方が、そこから情報を得ようというモチベーションは高まるし、何よりも汚しまくらなければならないため、自分の所有物にしなければならないのです。
そして、ダメな本は捨てる。ゴミとして捨てる。15分読んで線を引く部分がなかったら、それは破棄の可能性が高いことを意味します。

最も重要なのは読んだ後のフォロー

当然ですが、実践の段階が最も大事です。読んで良かった、では意味がありません。リターンを得るためには、行動に移さなければなりません。そのために必要なのが、独自の読書ノートです。
著者のやり方では、線を引いた箇所を独自のノートにまとめ、それを常に持ち歩きます。そして時間があればそれを読み返し、凝縮されたエッセンスを徹底的に体に馴染ませます。条件反射的に情報を活用できるようになればゴール。それまでとにかく何度も目を通すことが秘訣です。

オリジナルの読書システムへ

この本を読んで、自分もオリジナルの読書システムを構築しました。機能するかどうか、実践してみたいと思います。自分の場合は Blog or Wiki を使おうと考えています。iPhone からいつでも見れるので読み返すのも簡単です。以下、自分が実践する流れです。Blog なのか Wiki なのかは試行錯誤中。

  1. 読書の目的を設定する
  2. 読むべき本を絞り込んで一括購入する
  3. 重要なところに線を引く
  4. 気づいたことを書き込む
  5. 残しておきたいページは iPhone + JotNot でスキャンし Evernote に保存する
  6. 読み終わったらもう一度線を引いた箇所に目を通す
  7. 線を引いたところを Blog or Wiki に入力する
  8. スキャンしたページも必要に応じて文字に起こし Blog or Wiki に入力する
  9. 時間があれば iPhone から Blog or Wiki にアクセスして読み返す
  10. 得た知識を実践で試す
  11. Wiki をブラッシュアップする
  12. しつこく Wiki に繰り返し目を通す
  13. 特に重要なことは Stickies を使ってデスクトップに貼り付ける
  14. 実践で条件反射的に活用できるようなるまで続ける

さらなるステップアップ

これまでは Web上で読んで良かった情報は Delicious のブックマークコメントか Tumblr へのポスト、どうしても必要になりそうな情報は Evernote で管理していました。ですが、読み返すという習慣はなかなか生まれませんでした。Web上の情報はこれまで通りの管理を続けますが、特によかった情報についてはできる限り Wiki に引用していこうと思います。
それから、今後は英語の本だけを読む、という条件を加えて、この読書スピードを維持しようと思います。日本人の本で日本語しか無いものはしかたないですが、2010年5月以降は英語本を優先して読んでいきます。というわけで、これまでに読み終えている本の書評を片付けていきます。

働きすぎるか否か

英語 Blog を先に書くようになって、日本語がおかしくなった気がする。このエントリーのタイトルも変だ。まぁいいか。ちなみに最近毎週のフィードバックを Blog で公開していないのは忙しすぎて Blog 用にまとめることが出来てないからですごめんなさいちゃんと集計やフィードバックは継続して行っていますどっちでもいいですかそんなことありがとうございます。
# 最近いろんな Blog で見かける句読点無し書きを一度やってみたかったw

さて、本題。

僕の意見では、スタートアップ企業は働きすぎることが何よりも重要だと考えています。最近、典型的なワーカホリックである人と仕事をしているので、特にそう思います。

Mahalo の CEO、Jason Calacanis がおもしろいエントリーをポストしています。

How to save money running a startup (17 really good tips)

Fire people who are not workaholics…

それに対し、37signals の David Heinemeier が基本的なことには同意はするものの、ワーカホリックでない人はクビにせよという部分には反対しています。その理由は、37signals の Blog を参照してください。

Fire the workaholics – (37signals)

最近、37signals は週に4日しか働かないというルールを採用しました。要するに、働き過ぎは良くないと、彼らは考えているのです。

でも、僕の考えをもう一度言います。僕は、働きすぎることが重要だと思います。特に初期のスタートアップ企業にとっては。37signals のメンバーも、かつてはそうだったと思います。そしていまも、彼らは周囲から見れば働きすぎていると思います。ただ、それは彼らにとって仕事というよりは、ただ楽しんでいるだけの状態なのでしょう。

少ししか働いていない人たちが、あれほどの結果を出し、僕を含め多くの人々の尊敬を集めるでしょうか。答えは No。David は、強制的なオーバーワークは絶対に機能しないと言っているだけだと思います。働き過ぎは絶対ダメ!と言っているんじゃなくて。

もし、強制無くチームのみんなが、楽しみながら働きすぎているのならば、そのチームには大きな可能性があることでしょう。そんなわけで、これから先僕自身も一緒に働いていくチームのメンバーを集めるに当たって、一緒に楽しめるかどうかを大切に考えたいと思います。

年始に、実働時間12時間が目標と発表していましたが、3月から16時間に変更しました。