ファミコン少年の夢が実現

Mario Bros
Mario Bros

これはすごい。あり得ないことが起こった。ファミコンを賑わせたあのヒーロー達の競演です。実際にプレイできるし、芸が細かい・・・。

アクションの種類の多さに感動。もうすぐ無くなるかな。

Via A Dream Come True: Play As Megaman/Link in Super Mario World.

Apple の Siri 買収推定価格は $200 Million

Siri
Siri

Apple が iPhone 向けのバーチャルパーソナルアシスタントアプリを開発している Siri を買収しました。金額はあきらかにされていませんが、TechCrunch によると次の通り。

Sources I trust with indirect knowledge of the transaction peg it at between $150 million to $250 million, with the strongest rumor being “more than $200 million.

$200M 以上だろうとの見解です。

Siri の資本金推移を見てみます。CruncaBase によると次の通り。

  • Series A, 10/08: $8.5M
  • Series B, 11/09: $15.5M

合計で $24M です。2007年12月の設立から2年4ヶ月弱、$200M での Exit ということになります。

Siri は自然言語処理などを駆使しながらバーチャルなアシスタントとなり、ユーザーに情報を提供してくれます。この買収がもたらす意味も興味深い。TechCrunch 記事より引用。

This acquisition can mean two things: Apple will add Siri as a standard app on future iPhones and iPads or it is interested in the underlying natural language processing and semantic search technology to incorporate into its apps more broadly.

日本語圏ではまだ使えませんが、この製品コンセプトは今後これまで以上に盛り上がるでしょう。情報のレコメントがいよいよ実用レベルに近づいてきたことを意味する買収例だと思います。

ソーシャルメディア革命

インターネットの歴史と同じく、Top 10 YouTube Videos About The Web から。

Is Social Media a Fad?

ソーシャルメディアは一過性の流行か?という問いに対して、そうではないという根拠を次々と挙げていく動画です。例えば:

  • Facebook が国ならば人口は世界で4番目
  • 5千万人のユーザーを獲得するまでにラジオは38年かかったけど iPod は3年

ここ数年の劇的な変化を物語っています。人とのつながりや情報の入手、発信といった分野におけるレバレッジの効力は、まさに革命的に増大しています。これを活かさない手はない。

Are You Ready?

インターネットの歴史

Top 10 YouTube Videos About The Web という記事を見ていて、過去に見て良いなと思った動画に再開しました。インターネット誕生の歴史が短時間で簡潔にまとめられています。

コンピューターネットワークとしてのインターネットの歴史という意味合いが強いです。ブラウザーが誕生してどうなったとか、そういうユーザーとして実感できる部分ではありません。ARPANET があったとか、TCP/IP が誕生した経緯とか、そのような技術的な要素の歴史が主題となっています。

こんなことを知らないでもインターネットが使える時代になった、ということを再認識させられました。それと同時に、この動画で紹介されている変化が起こった後の10年の成長速度が爆発的だということも感じました。

萌え要素に学ぶブランディング戦略

Haruhi cake for my 25th birthday
Haruhi cake for my 25th birthday

Kaizen に次ぐ、日本が生み出した偉大な日本語である Moe について、ブランディング戦略への取り入れという視点で考えてみました。

きっかけは、映画「涼宮ハルヒの消失」。映画の感想は別の機会に譲るとして、この萌えの最上級作品を目の当たりにした自分は、何か自分の生き方への応用を模索せずにはいられなかったのです。

前置きは以上で、まずは萌えの歴史的背景から振り返ります。萌え要素は、それが萌えと呼ばれるようになる以前から、多くの作品に取り入れられてきました。さかのぼるときりがないので、自分がさかのぼることのできる限界まででとどめます。

萌え紀元前: 萌えでは無くセクシーであった時代 ’80

かつて男性をメインターゲットとした作品では常に女性が登場しました。例えそれが男のロマンを描いた作品であったとしても、女性の登場は必須でした。理由は単純明快。

  • いくらすばらしい作品でも見てもらえなければ良さが伝わらない
  • 見てもらうためには観客に最初の一歩を踏み出させる強力な動機付けが必要
  • 生物としての本能に訴えかけるために女性を登場させよう!

そして、男のロマンの中に女性という構図で観客を集めることに成功しました。

この時代の代表作としては以下のものが上げられます。括弧内はシンボルとなった女性。

  • 北斗の拳(マミア)
  • ドラゴンボール(ブルマ)

しかし、この時はまだ萌えではなくセクシーでした。他の作品との差別化を図りながらも、ライバルより刺激的なアピールをし、より多くの観客を取り込むという競争が過熱していきます。そのためのアプローチは、ただただ刺激を強めるというものでした。ここで言う刺激とは、セクシーさ。つまり、社会の倫理基準の限界を攻める形で、よりセクシーさを強調する戦いが繰り広げられたとも言えます。

萌え元年: 萌え要素の誕生とセオリーの確立 ’90 前半

過当な競争が繰り広げられた結果、セクシーはただのエロへと成り下がります。そこで革命が起こりました。それは、ただのエロではなく恋愛感情を持たせることによって観客を取り込むというアプローチの誕生でした。当時は言葉こそ広がってはいなかったものの、これがいわゆる萌え要素の誕生だと自分は考えています。

恋愛感情を作品として取り込むためには、より多くの観客の趣味嗜好にアピールする必要性が出てきます。そこで採られた戦略は、あらゆる萌え要素を宝石箱のようにちりばめるというアプローチでした。その結果作品の目的は恋愛が主体となります。これと家庭用ゲーム機の普及が重なり、これまでには無かった恋愛を最終目的としたジャンル、恋愛シミュレーションが誕生しました。

  • ときめきメモリアル
  • サクラ対戦
  • その他多数の作品

この恋愛シミュレーション最盛期に、あらゆる萌え要素が発見されます。誰もが心に抱いていた順当なものから、各作品の熾烈な新要素発掘の結果から生み出された予想を覆す要素まで、その功績は多岐に渡ります。代表的なところだけでも下記のようになります。

  • 清純派
  • 幼なじみ
  • 姉系
  • 妹系
  • ドジっ子
  • メガネっ子
  • 金髪
  • ボクっ子
  • 無口
  • ツンデレ

恋愛シミュレーションにおいては作品のメッセージ性以上に、恋愛が強調されるため、作品として深さやメッセージ性を持ち合わせることが非常に困難になります。ただ、その状況を打開したのが、サクラ大戦や PC ゲームでした。ストーリーと萌え要素の複合技の誕生は、こうして起こりました。

またこの時、後の歴史を決定づけていく萌え要素の組み合わせセオリーが次々と確立されます。

ちなみに、実際に「萌え」という言葉が誕生したはこの頃だと言われています。萌えの語源説となっている恐竜惑星も見ていました。

萌え発展期: 萌え要素が起こしたセカンドインパクト ’90 後半

萌えが誕生したその直後、いよいよ革命が起こります。その革命とは、圧倒的なストーリーとメッセージ性を主体とした上で、さらに萌え要素を盛り込み、一世を風靡する作品が登場したのです。その作品とはご存知、新世紀エヴァンゲリオン

作品のもつ本来の魅力に、観客を引きつける強力な動機付けとなる萌え要素。これらが引き起こす化学変化は、まさに地軸をゆがめるほどのものでした。

エヴァンゲリオンは、ただ萌え要素をうまく使っただけではありません。恋愛シミュレーションとの明確な違いである、萌えの2大要素化を確立しました。

これは、萌え要素をただたくさん取り入れるのではなく、ピンポイントで強調すべき2つの要素に絞り込んで競わせることにより、さらなる熱狂を生み出す戦略の確立です。これを僕は萌え要素のデュアルコア化と呼んでいます。

萌え要素のデュアルコア化とは、具体的には2つの大きな「差別化された」萌え要素を全面に押し出し、その2つの要素の相乗効果により、観客をより深いレベルに誘い込むことを意味します。
例としては、「レイ派」と「アスカ派」に別れて議論しているうちに、ストーリーのより深いレベルに入り込み、議論の目的が作品の理解へと変わっていくことなどが挙げられます。
これを実現するためには、作品本来の主体であるストーリー性やメッセージ性との相乗効果を狙える萌え要素を意図的に取り入れる必要があります。エヴァンゲリオンとは正に、それを実現した作品でした。

萌え最盛期: キャズムを超えた萌え ’00

デュアルコア化した萌え要素の勢いは止まりません。ここから、次々とデュアルコア萌えが登場します。正当作品であったガンダムシリーズでさえ、デュアルコア化していきます。

  • 交響詩篇エウレカセブン(エウレカとアネモネ)
  • ガンダムSEED(ラクス・クラインとカガリ・ユラ・アスハ)

そしていよいよ、萌え文化が生み出した最高傑作が登場します。

その作品こそ、涼宮ハルヒの憂鬱

ハルヒのすごいところは、発展期以降守られてきたストーリー性やメッセージ性を維持したまま、それを全く全面には出さず、あえて萌え要素のみを全面に押し出すことにより、観客の期待を大きく裏切ったところにあります。さらにその強調された萌え要素が芸術的なレベルで設計されており、萌えのデュアルコア化に加えて、下記のような手法が採用されています。

  1. 萌えとセクシーの両立
  2. 距離感の演出
  3. 新興市場の提供

1. 萌えとセクシーの両立

涼宮ハルヒ、長門ユキというデュアルコア化された萌え要素と、朝比奈ミクルというセクシー要素を共存させることにより、あらゆるレイヤーで観客を取り込んでいます。これが SOS 団員の女性が3名である理由であり、大ヒットの理由だと考えられます。誰が欠けても、どの役割が不足していても、このヒットは無かったと言えます。

2. 距離感の演出

これは、単なる恋愛シミュレーションにしないための措置です。多くの萌え要素を取り入れた結果起こりえるのが、萌え要素のハイパーインフレ。恋愛シミュレーションを経て、行きつく先はエロという名の市場崩壊です。そうなっては人々に受け入れられるどころか、作品本来のファンすら離れていく結末が待っています。
ハルヒではそれを避けるために、あえて主要萌え要素以外とは距離を置く設計が採用されています。名前を与えなかったり、恋愛感情の発生を抑制する関係に配置したり、悦妙なバランスを保っています。キャラの立ち位置ひとつとっても、非常にうまく設計されていることがわかります。

3. 新興市場の提供

市場全体の盛り上がりに欠かせないのが、その下支えとなる組織の存在です。ハルヒの場合は、主要メンバー以外のキャラクターにも適切に萌え要素を配置し、一定のファンを獲得しに行っています。先ほど距離感が重要だと述べましたが、デュアルコア萌えのみが孤立してはいけないのです。マイナーなキャラクターでも、それを応援する観客が必ず現れます。その観客の存在が、市場全体を盛り上げるのに大いに貢献するのです。

マーケティング戦略において重要な萌え要素とは

作品を作りあげ、それをより多くの観客へ届けたい。これは、アニメ or マンガ製作者、企業経営者、共通の願望です。そして、萌え要素を上手く取り入れて結果を残したアニメ or マンガ製作者に習い、企業経営者には何ができるでしょうか。

分かりやすく挙げられるのは、ブランディングの際意識すべきポイントだと考えます。ハルヒが成功した最も大きな要因と僕が考える、デュアルコア萌え+セクシーは、アテンションエコノミー全盛の現代社会において、非常に有効なブランディングの手法だと考えます。

マーケティング戦略における萌え要素

萌えとはすなわち、最大のアピールポイントです。ここで言う最大のアピールポイントとは、目的を達成するために必要となる最も必要な要素のことです。それを2つ見極めることが、まず必要です。

マーケティング戦略におけるセクシー要素

セクシー要素とは即ち、本能に訴えかける明確なメリットです。本能は単純な判断を行います。可能な限り分かりやすく、ダイレクトに響く要素を見つける必要があります。

ハルヒメソッド

これら3つの要素を組み合わせ、訴求していく手法をハルヒメソッドと呼び、今後自分は使っていこうと考えています。実はいくつか実験的に取り入れているのですが、2 + 1 に絞り込むのはなかなか難しいです。

篠原裕幸(Hiro SHINOHARA)の場合はどうか

実践してみます。自分個人のブランディングを考えたとき、この 2 + 1 はどう活かせるでしょうか。直感的に浮かんだのはこれ。

  • Podcaster, Founder of messaliberty, Anime Otaku.

ですが、客観的に見ればまだ各要素が弱いのが現実。それを強化していくと共に、各要素の弱さを補完していくブランディング戦略が必要です。今後の自分の活動を通じて、この考えを実験してみます。

Google 名誉会長村上憲郎氏講演

Mr. Norio MURAKAMI
Mr. Norio MURAKAMI by GDD

友人の経営者から、Google 名誉会長の村上憲郎氏の講演があるから申し込んどくよ?と連絡が来たので、そのまま申し込みをお願いし、参加してきました。少し前のことです。結論から言うと、今回村上さんにお会いできて、非常に良かった。それはなぜかは後ほど。まずは講演とパネルディスカッションのメモ。

Google のビジネスモデル

  • Google のビジネスモデルは100%広告モデルであるべき
  • 広告はネアンデルタール人時代から存在する不滅のビジネスモデルである
  • 現売上2兆円のうち97%が広告売上
  • 広告だけにしたい
  • Google はコンテンツを持たない
  • ブリッジの役割のみを果たす

    • インターネットのすべてを無料化させようとしてるわけではない
  • 1ページで明確に語れるビジネスモデル・ビジョンに従うのみ

最大の強みであるサーバーインフラ

  • 現状を見越して意図的にサーバーインフラを自作していたわけでは無い
  • コストを下げるための努力が結果的に競合優位性につながった
  • データセンターは東京ドームサイズが世界に2桁以上存在する
  • PUE 1.2 を切っている

Google 流経営

  • 経験豊富な経営陣の役割は若者が過去の失敗を繰り返さないようにすること
  • 20%ルールは時間じゃなくて労力の問題
  • 報酬は時間拘束の対価では無くアウトプットされた成果物への対価
  • それを機能させるのが360度評価

    • 上司・同僚・部下などが評価する
  • 20%の対象は年単位でチームにコミットする
  • 各クオーターごとにレビューする
  • Google の主力サービスはそのほとんどが20%ルールから生まれている
  • 活発な中から生まれてくるものに意義がある
  • これぞ究極の民主主義
  • 技術者は金儲けを考えなくて良い
  • IT 業界はサービス業である
  • サービス精神が重要

Google 流採用

  • 面接は同僚が行う

    • エアポートテスト
  • 楽しくなければ仕事じゃない
  • 寮の雰囲気で仕事をする
  • 天才しか採用しない
  • いわゆる Hacker タイプしか採用しない
  • 論文を書くタイプは不要

自分がやるべき事

印象に残ったのは、「なぜイノベーションはいつもシリコンバレーから生まれるのか」、という質問に対する村上さんの回答。なんと、「わからない」でした。この回答はかなり刺激的でした。日本だけじゃなく、世界中の他のどんな地域からもイノベーションは生まれない。なぜかシリコンバレーなのだ、という回答。イノベーションを起こすにはそこへ行くしかないということがハッキリしました。

話を聞いているとき思ったのですが、エンジニア目線で Google 関係者の話を聞くことはあっても、経営者目線で話を聞けることはこれまでにありませんでした。それも、トップの話を直接、です。

講演後、パーティーがありました。僕と友人の経営者は二人で村上さんの所へ行き、今日の話しが刺激的だったこと、自分たちがこれからやりたいことをまくし立てるように話しました。すると村上さんがこんな風に言ってくれました。

「前から2番目に座っていた二人だね。僕は君たちに話していたんだよ。君たちが大きく頷きながら聞いているのを見ていた。がんばってね。」

あまりに刺激的な話に、ニヤニヤこそこそしながら聞いていたのですが、この言葉は嬉しかった。例えリップサービスだったとしても、こんな風に若者を奮い立たせる村上さんがカッコイイ。

気づいたときには、「シリコンバレーに行きます。そこで会いましょう。」と言っていました。

大切なのはここから。改めて現状を認識し、確実に前進できるよう、できることを最速でやっていこうと改めて決意しました。

[書評] レバレッジ・リーディング

最近読書スピードが上がり、どんどん読了しているため、なぜそんなに早くなったのかと聞かれました。答えはこの本。
この本を読んだ後、読書スピードが劇的に上がりました。具体的には、60分で1冊が当たり前となりました。ボリュームのある本や、ついうっかりはまり込んでしまう本で90分。読書嫌いで読むのが非常に遅かった自分にとっては大きな飛躍です。
以下、書評プラス自分が実践していることをまとめました。

読書は投資

読書は最も効率の良い投資であり、本の価格の100倍のリターンは得られると著者は言います。ただし、漠然と本を読むだけであったり、じっくり本を読み込んでいるだけではそんなリターンは得られません。本の選び方から読み方、そして最も重要な「実践」までを解説し、本から100倍のリターンを得るための方法がまとめられたのが本書です。
読書はなぜそれほどまでに価値が高いのか。それは、読書が他人の体験を疑似体験できる最も効率的な方法だからです。成功ノウハウや長年にわかりまとめられた情報を凝縮されたものが本だからです。つまり、本を手にすれば簡単に偉大な巨人の肩に乗ることができる、というわけです。

「本を読む時間がない」はただの言い訳

本を読まないから時間がないのだ。本を読めばもっと効率的に成果を上げる方法が見つかり、本を読む時間ができるという意味です。
多読には特別なスキルも道具も不要。速読のような訓練も必要ありません。たくさん読むだけ。でも、その読み方には戦略が必要です。

レバレッジ・リーディングおすすめの読書の流れ

  1. 読む目的を明確化する
  2. 時間制限を設ける
  3. 全体を俯瞰する
  4. 読書開始

1. 読む目的を明確化する

多読は、本を探す段階から始まっています。自分の設定した目標、克服したい課題を明確に定義して、それに対する情報を提供してくれるであろう本を選びます。目的が明確に定まっていれば、必要な情報は自然と引っかかり、入って来るものです。逆に、何の目的も無くただ本をめくっているだけでは、本の中に詰まっているすべての情報が同列に扱われ、何も得ることができません。
著者の経験からノウハウを述べている「経験型」の本を選ぶことがおすすめとのことです。他者の経験を疑似体験できることこそ、読書の醍醐味です。

2. 時間制限を設ける

1時間から2時間で読む。基本は1時間で読むことを心がける。常識的な読書方ではまず無理です。全部読まなければいけないという常識を打ち破り、必要なところだけを読んでいきます。

3. 全体を俯瞰する

まずカバーに目を通ります。それから目次、まえがき、あとがき。この段階で、どこを重点的に読むのか、何がもっとも重要なキーワードになっているのかを探ります。多読の目的はテストでもなければ、推理小説を読むような娯楽でもないのだから、先に本が示している「答え」を確認して、それについて述べている箇所を読む方が効率的です。

4. 読書開始

繰り返しますが、全部は読まない。必要なところだけ読む。読む目的が明確化されていれば、自然と必要な情報は飛び込んで来るものです。
読んでいる間は、ペンでとにかく書き込みます。線を引いたり、思いついたことをメモしたり。汚くて OK。著者曰く、汚してなんぼだそうです。思考にブレーキをかけないよう、本の中にどんどん書き込んでいきます。

読書週間をいかにつけるか

多読をするからには、1日1冊、少なくとも1週間に1冊は読みたいところです。そうなれば必要なのは読書をする習慣。著者のおすすめは、生活のリズムに組み込むこと。朝入浴をしながら読むとか、通勤電車の中で読むとか、いまあたりまえにやっている週間にくっつけてしまうのが最も成功率が高いとのことです。とにかく意識的に時間を取らないと、いつまでたってもできません。

本は大量購入し常にストックを持つ

多読なのだから、本は常に大量に購入する必要があります。特定の分野を学ぶ際には、その分野の方を数十冊まとめ買いし、一気に読むのがおすすめだそうです。その方がバイアスがかからず、幅広い知見を得られます。繰り返し出てくるキーワードがあれば、それは重要であるということです。これは自分が普段フィードリーダーで情報収拾している時に意識していることと同じです。この時気づいたのですが、自分がやっているフィードリーダーの使い方も多読であり、この本のコンセプトと共通している部分が多くありました。

本をどんどん汚していく

先ほど購入と書きましたが、自腹で購入せよというのが繰り返し出てきます。お金をだしている方が、そこから情報を得ようというモチベーションは高まるし、何よりも汚しまくらなければならないため、自分の所有物にしなければならないのです。
そして、ダメな本は捨てる。ゴミとして捨てる。15分読んで線を引く部分がなかったら、それは破棄の可能性が高いことを意味します。

最も重要なのは読んだ後のフォロー

当然ですが、実践の段階が最も大事です。読んで良かった、では意味がありません。リターンを得るためには、行動に移さなければなりません。そのために必要なのが、独自の読書ノートです。
著者のやり方では、線を引いた箇所を独自のノートにまとめ、それを常に持ち歩きます。そして時間があればそれを読み返し、凝縮されたエッセンスを徹底的に体に馴染ませます。条件反射的に情報を活用できるようになればゴール。それまでとにかく何度も目を通すことが秘訣です。

オリジナルの読書システムへ

この本を読んで、自分もオリジナルの読書システムを構築しました。機能するかどうか、実践してみたいと思います。自分の場合は Blog or Wiki を使おうと考えています。iPhone からいつでも見れるので読み返すのも簡単です。以下、自分が実践する流れです。Blog なのか Wiki なのかは試行錯誤中。

  1. 読書の目的を設定する
  2. 読むべき本を絞り込んで一括購入する
  3. 重要なところに線を引く
  4. 気づいたことを書き込む
  5. 残しておきたいページは iPhone + JotNot でスキャンし Evernote に保存する
  6. 読み終わったらもう一度線を引いた箇所に目を通す
  7. 線を引いたところを Blog or Wiki に入力する
  8. スキャンしたページも必要に応じて文字に起こし Blog or Wiki に入力する
  9. 時間があれば iPhone から Blog or Wiki にアクセスして読み返す
  10. 得た知識を実践で試す
  11. Wiki をブラッシュアップする
  12. しつこく Wiki に繰り返し目を通す
  13. 特に重要なことは Stickies を使ってデスクトップに貼り付ける
  14. 実践で条件反射的に活用できるようなるまで続ける

さらなるステップアップ

これまでは Web上で読んで良かった情報は Delicious のブックマークコメントか Tumblr へのポスト、どうしても必要になりそうな情報は Evernote で管理していました。ですが、読み返すという習慣はなかなか生まれませんでした。Web上の情報はこれまで通りの管理を続けますが、特によかった情報についてはできる限り Wiki に引用していこうと思います。
それから、今後は英語の本だけを読む、という条件を加えて、この読書スピードを維持しようと思います。日本人の本で日本語しか無いものはしかたないですが、2010年5月以降は英語本を優先して読んでいきます。というわけで、これまでに読み終えている本の書評を片付けていきます。

Patrick McKenzie 特別インタビュー

数日前、メッサリバティに来客がありました。 Bingo Cart Creator の製作者、Patrick McKenzie 氏です。ありがとう Patrick!

インタビュー動画を messa.tv にアップしましたので、ぜひご覧ください。日本語でもインタビューをしたので、それも近日公開予定です。彼は日本語もペラペラ!

どのようにしていまのライフスタイルを手に入れたのか、日本で生活やビジネスを行う上で重要なことは何なのか、彼の生の声を聞いてみてください。

追記: 2010-04-28

日本語版公開しました。