Line を使わない理由

Line を使っている人は、自分の周りにもほんとうにたくさんいます。でも自分は使っていません。

別に Line が嫌いということではありません。むしろプロダクトとしての完成度や Line が造り上げた独自の文化や今後の可能性には驚かされるばかりです。

ではなぜ使わないのか。それについて、メモしておこうと思います。

全く使わないわけではない

さすがに、Line のアカウントを持っていないと不便な事があります。連絡をとりあう相手が Line 中心の生活をしている場合には、やはり Line を使わざるをえません。それでも、メールやチャットといったコミュニケーション全体の割合で言えば、数パーセントしか出番はありません。

割合はこんな感じでしょうか。

  • Messages (Apple): 80%
  • メール: 10%
  • Facebook Messenger: 5%
  • Skype: 3%
  • それ以外: 2%

理由は単純

使わない理由は、主に次の3つです。

  1. ログを検索できない
  2. 複数端末で同期できない
  3. 周りに Apple ユーザーしかいない

1.ログを検索できない

もうこれがすべてかも知れません。Line でのチャット履歴を検索するという行為は不可能では無いけれど、とてもコストのかかる作業になります。いちいちめんどくさい。
Line の最大の良さは、アカウントの交換などをしなくても電話番号だけですぐに連絡が取り合えるという気軽さにあると思います。気軽に会話を始めるには良いのですが、会話の内容を記録する用途には向いていないため、大事なことを話してしまうとあとで困る場合があります。実際、なんどかありました。会話のたびにログをエクスポートして Evernote に保存とかめんどくさすぎるので、いっそ使わないでおこうという結論に至ります。

2.複数端末で同期できない

これも結構しんどいことです。いちいち iPhone からしか連絡できないのは困ります。iPad を使っている時によく困ります。Mac には Line のアプリがありますが、ちょっとクセがあるのであまり好んで使いたくなるものではありません。

3. 周りに Apple ユーザーしかいない

決定的なのがこれですね。そもそも、Messages でいいんじゃない?というのが常日頃感じていることです。まわりに Android ユーザーが1人でもいたらこの前提は崩れるのですが、自分が頻繁に連絡を取り合う人たちを思い浮かべると、Apple ユーザーしかいません。家族も仕事関係者も、みんな Mac OS と iOS の端末がメインの環境に生きています。だから必然的に、Messages が一番使いやすいし、FaceTime もあるので動画も音声もストレスなくつながります。上記1と2の問題も発生しないし、理想的な環境です。

結局は使う理由が無い

連絡をとりあう人たちが、世界各地に散らばっているというのも影響していると思います。それぞれの地域で流行っているチャットツールが違うため、普遍的なツールでの連絡となると、Messages か Facebook Messanger になってしまいます。

というわけで Line を使わないというよりも、使う理由が無いというのが結論です。スタンプでやりとりしたいんですけどね。

そもそもチャットって必要?

これまでに、チーム内でのチャットツールとして様々なものを試してきました。IRC、Campfire、HipChat。一周回って Skype など。そして気づいたことは、結局どれを使うかは大した問題ではないということです。

チャットが必要な状況というのは、急いで何かを話し合いたい時や、お互いの時間を奪い合うこと無くコラボレーションしたい時です。であれば、話す相手が一番使い慣れたツールでやりとりするべきです。はじめから窓口を統一するよりも、相手に合わせて適切な窓口から連絡を取り合うことがベストになります。使い慣れたツールが同じという相手なら楽ですし、全く異なる場合には困ってしまうことになります。それでも、頻繁に連絡を取り合うような相手、仕事で何か一緒に進めているような相手なら、同じようなツールを使っている事が多いと自分は経験上感じています。自分の場合、それが Messages というわけです。

チャット以上に、非同期な会話がメインとなるツールのほうが自分の場合は役に立っています。Automattic の P2 や Facebook Group のような環境です。リアルタイムでの会話が本当に必要なことってあんまり無い気がしますし、そもそも相手のタイムゾーンが違ったりするので、リアルタイムな会話はあきらめてメンション付きで投稿しておく方がスムーズです。本当に急ぎなら、音声通話なりすればいいわけです。

それでもプライベートなメッセージングはこれからも盛大に盛り上がる

仕事上の連絡手段は、だんだん非同期なものがメインになっていくと思っています。ですが、プライベートな方では、これからもメッセージングが盛り上がっていくでしょう。そういう意味では、Line はプライベートをおもいっきりメインに作りこまれています。プライベートでは、ログの検索とか複数端末とかどうでもよいわけで、なによりも簡単に友達と連絡が取り合えて、楽しく会話が続く事が重要になります。
今後も各種メッセージングアプリの攻防からは目が離せません。

長くなりましたが、最後に何が言いたいかというと、すごく急いで僕に連絡したい人は、Line だったら未読通知が目立つので、かなり早く気づく可能性があるということです。

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