真のイノベーター

世の中には、他人の足を引っ張って、自分の存在を証明しようとしている人がいます。本人がそれを意識しているかどうかは分かりませんが、批判している時間には何の生産性もありません。

仮想通貨業界でも、従来の常識からは詐欺とまでは言わないまでもグレーだとされ、敵の多い人たちがいます。グレーゾーンが大きいので、グレー判定を受けてしまう人も多いですし、それを安全地帯から批判する人もたくさんいます。

しかし、グレー判定を受けるような人たちこそ、かなり早い時期から ICO の可能性や、次の時代のブロックチェーンのユースケースを見据えていたと僕は思います。実際に、幅広い層の人たちのとお付き合いをする中で、実感してきました。ギリギリのところを走っている人たちは、本当にすごい。

僕が ICO の可能性に気がついたのは、ICO という言葉がまだ存在しない時でした。これから作る仮想通貨を先に売って資金調達するというやり方を見た時に、VC からの資金調達とは違う新たな可能性を感じました。

単に仮想通貨を発行するということだけであれば、大して魅力を感じなかったと思います。しかし、それらは通貨ではなくてトークン、つまり何らかの権利として定義され、それを先行して販売するという形態に衝撃を受けました。良くも悪くも今までの金融の縛りから外れた、新しい枠組みを定義したものだと捉えることができました。

そして、これから先の世界はトークンを販売する形での資金調達が必ずスタンダードになると見切って、何年も前からお金の流れを変えようと動いている人たちを、世界中でたくさん知ることになりました。

そういう人たちの中には、グレーゾーンを攻めすぎて批判を受けた人もいました。ホワイトではないからという理由で、多くのバッシングを受けた人もいます。自分はそういう、新しいことをやろうとした人たちが、ものすごい批判を受けるプロセスをみてきました。そんな中、直接批判を受けている本人から事情を聞いたことも、何度もあります。結果、そういう批判を受けている人たちは、非常に優秀だと心の底から尊敬しています。新しいことに目をつけて、チャレンジをして、まだどちらに転ぶのかも分からない状況からコミットできた人たちは、本当のイノベーターです。

一方、ホワイトではない、あるいは自分の思想と反するからという理由で、何の挑戦もしていない人たちが批判する姿もみてきました。どちらが良いとか悪いとか、そういうことは思いませんが、自分は決して何も行動しないで批判をするような人間にはなりたくないと常々思っています。

これほどイノベーティブで、挑戦ができる仮想通貨の世界で生きていながら、何も行動せずに Tweet だけする人間には、なりたくありません。批判を恐れずに新しいことをする人を批判する暇があるならば、新しいことに挑戦する人になりたいし、そういう人を応援したいです。日本にも世界にも、ルールを守りながら、そういうギリギリのラインで最大限のチャレンジしている人を自分はたくさん知っていますし、自分もそうでありたいと常に思っています。ICOという言葉やその可能性をいち早く自分に教えてくれた人たちは皆、そういう人たちでした。

結果を残せばそれは正義になり、結果を残さなければ詐欺師と呼ばれる。ただそれだけなのかもしれません。しかし、これだけは言いたい。自分の周りには、悪意を持って行動していた人はいないし、みんなそれぞれの正義があって、やりたいことがあって、挑戦をしてします。

挑戦しようとしている人の足を安全地帯から引っ張るほど、ダサいことはないですね。

Leave a Reply